2010-06-08

すごい考え方

「すごい考え方」をする人になりたいと思いませんか?
デザインとはすこし離れますが、
ハワード・ゴールドマン著「すごい考え方」をご紹介します。
















著者のハワード・ゴールドマンはアメリカのマネジメントコーチ。
クライアントには、アップルコンピュータ、モルガン・スタンレー、ウォルト・ディズニー、NECなどがあります。

「人のパフォーマンスはどうすれば高められるのか?」
彼はこのことに常に興味を持っていました。
あるとき彼に、あるひらめきが訪れます。
人の頭の中には、「パソコンのOS」とよく似たものがある。

パソコン。それだけでは、なんの役にも立たない機械。
なぜパソコンが、計算したり、図を書いたり、画像を作ったりできるのか?
それは、OS(オペレーティング・システム)がインストールされているからです。
OSが入っている上に、アプリケーションがインストールされて初めて、パソコンはさまざまな作業ができる便利な機械になります。

と、ここまでは誰でもわかる簡単な話。
それが、人のパフォーマンスにも言える、というのですから面白い。
これはどういうことなのでしょう?


自分のパソコンが「最新の最速マシーン」。

このとき例えばOSが旧式のOSだったとします。

すると、出来る作業が限られてきませんか?
では逆に、最新のOSがインストールされていれば、
あれもこれも、と、新しい機能を目一杯使って色々な作業ができます。

人の場合のOSにあたるものは何でしょう?


パソコンは「OS」で動いている。・・・人は「言葉」で動いている。
人の場合は「言葉」なのです。


だから、どんな「言葉」を使っているのかが大切です。
普段の生活で自分がなにげなく使っている「言葉」、
普通の人は、「普通の言葉」を使っています。

しかし、あえて「パフォーマンスを上げる」ために、

「普通でない言葉」を使うことをオススメします。

普通でない言葉といっても、著者がすすめるのは「未来語」。

普通の言葉というのは、「現在語」といいます。

「未来語」というのは、

現実にとらわれずに可能性について語る言葉。
対象を固定された視点からではなく、新しい視点から捉えることができる。
「何が可能だろう?」と問いかけ、考えることが基本。

未来の可能性を見据えた、チャレンジングな意識の現れだと感じます。

現在語を使うより、未来語は出来ることが増え、明るく大きく開かれる。
すごい考え方をすることで、すごいことが起こるのだということ。

マッキントッシュOS9からOS10に移行した時の

心地よさ、強い衝撃と重なってイメージができます。

未来語を意識的に使う、自分が使う言葉をしっかりと意識する。

まずは小さなことからスタートしてみようと思います。













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