2010-06-01

プレイフル・シンキング

みなさん。唐突な質問ですが、

仕事、楽しんでいますか?

















ちょっとドキッとしてしまった方。
おすすめの本です。
今回は、上田信行 著「プレイフル・シンキング

「プレイフル・シンキング」とは?
物事に対してワクワク・ドキドキするこころの状態。

上司から、
「こんなプロジェクトあるけど、やってみないか?」といわれた時、
あなたのこころにとっさに浮かぶのは、次のどちらに近いですか?

A:Can I do it?  私にできるだろうか?
B:How can I do it?  どうやったらできるだろうか?

どうでしょう?



Aの人。
「…できるだろうか?できないだろうか?」
こうやって迷ってしまうのはよくあります。
大学生を対象にした調査でも、6割ほどの人はこちらの考えが頭に、
でも、もしかするとこれは、挑戦する前に
無意識に自分にブレーキをかけているのかもしれません。

一方、Bの人は?
「こうやればできるかも」「あの人の助けを借りればできるかも」…と、
実現できそうな予感にワクワクします。
一見実現が難しそうな仕事でも、すこし視野を広げて考えています。
こういう人は、仕事を楽しんでできるのです。

気付けば、自分の仕事に当てはめてみると、
無意識でブレーキを踏んでいることが思い当たります。
「できるかな?」と、ブレーキを踏みながら、
「やらなくちゃ」と、アクセルをふかそうとする。
自分の中で起こる矛盾。
これを解消していくには、ワクワクのエンジン。
プレイフルな思考法で、仕事に向かうといいんです。

そして耳慣れない言葉ですが、「メタ認知」。
「メタ」には「高次の」という意味があります。
つまり「メタ認知」とは、物事を俯瞰したり、多角的な視点から眺めてみる。ということ。

もうひとりの自分が上や横から眺めている状態をイメージします。

すると、たとえば、自分自身が抜け出せないでいる状況も
案外たいした問題でもないことに気付きます。メタ認知を心がけることで
自分の視野の狭さにも気付かされます。

そしてこの本には、ワクワクしてくるアイデアも満載。
退屈な打ち合わせの打開策まで。プレゼンテーションに活かす方法も。

共通しているのは、プレイフルな考え方で、ワクワクしながら、ということ。
仕事のなかでも、凝り固まった考えにしがみついていてはいけない、
つまりこの本自体、発想の転換でした。

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